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トリオ編成によるデジタル感覚のフュージョン系アルバム。ドライヴの利いたリズム隊と軽快なスウィングを併せ持つ疾走感が気持ちいい。ソリッドなサウンドが多いなかで,タイトル曲は伸びやかさと穏やかなプレイで安らぎの平面を照らし出している。 内容 (「CDジャーナルレビュー」より) 今や日本のフュージョンシーンを代表するグループに成長したDIMENSIONの、1年ぶりの12作目。今回は打ち込みをベースにした、メンバー三人だけで作っているトラックと、神保彰(ds)、青木智仁(b)、石川雅春(ds)、渡辺直樹(b)といったゲストが参加したトラックがバランスよく配され、DIMENSIONというグループのサウンドの幅広さを上手く表現している。そしてどの曲もエネルギーにあふれ、とてもストレートなサウンドになっている。すごく“太い”サウンドだ。かつては超絶技巧のキメなども、彼らの聴きどころのひとつだったが、実は彼らはもっとエモーショナルなアーティストだということを、このアルバムは見事に証明している。三人の熱い、しかし歌心あふれるソロと、魅力的なメロディがひとつとなり、DIMENSIONというユニットの新たなる魅力を見せてくれている。ずしんとハートに響く、そんなサウンドが気持ちいいアルバムだ。 (熊谷美広) --- 1999年11月号
